地元JR駅の花席に花を活けました。
春風に誘われて木々の梢に新芽が吹き始めました。
日に日に春めいてきている時に季節外れもいいところのお正月の話を聞いてください。
年末30日から年明けの3日まで地元JR駅の花席に花を活けました。
たまたま年2回ほどまわってくる駅の花当番がお正月に当たっただけのことでしたが、初詣客でにぎわう駅で普段よりたくさんの人に見られると思うとちょっとうれしい気分になり、新年にふさわしい花を活けたいと2か月前からいろいろ考えました。
花器を何にしようか、花の取り合わせは何がよいかしらなど、ただ「素敵な花ね」と思われたくて、あれこれイメージしながら落ち着かない日々を過ごしました。
迷いながらも最終的には中国の文人好みの器に南天、水仙、白椿を活け、そばに仏手柑を置き合わせ、これぞというくらいお正月らしいおめでたい取り合わせで仕上げました。
さて、活け手としてはその反応が気になるところです。毎日水やりに行きながらちょっと離れた所から見ているのですが、そこは待ち合わせにちょうど良い場所らしく皆さん花に背を向けて立ち、その人垣で花などかき分けないと見えないのでした。
そのせいか私の手帳にはその花の写真が今もはさんであり、友人などに機会があると見てもらっていますが、花は季節感が大事、時は春ですね。
(写真をクリックすると、少し大きな画像をご覧いただけます。)
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